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日本インテリアデザイナー協会主催のセミナー、「江戸の暮らし」-都市と木の話-を聞いてきました。
江戸東京博物館 学芸員の小林克氏のお話は、東京の地下から発掘される江戸時代の木の遺構や生活用品、そこから見えてくる江戸の街並み、地形、暮らしや時代背景についての考察など、初めて聞くお話に興味が湧きました。先日、日本橋川~神田川めぐりで見た石垣の様子や神田上水の話とも重なるところがあり、納得できました。
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また、岡山県西粟倉村で、株式会社西粟倉・森の学校を経営されている牧大介氏のお話は、森林の再生、木を現代の東京に使うという試みをされている中での目指そうとしているところ、どうしたらうまくいくのか、といった視点でのお話がとても貴重でした。
ソトコト編集長の指出一正氏の、現代の若者たちの嗜好、新たな動きの示唆、様々な地方での取り組みの紹介も有益で、何か方向がぼんやりと見えてきたような気がしました。

みんなでどんどん動いていくことしかないようですね。

東京の川めぐり

2014年09月21日
一度行きたかった「日本橋川~神田川~隅田川クルーズ」してきました。
江戸の町は、小さな川が網の目のように発達していて、交通手段として、荷物の運搬に、無くてはならなかったようです。
東京の街をいつもとは違った、船からの視点で味わえるミニトリップです。
インテリアとあまり関係ありませんが・・・。

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スタートは日本橋のたもと。
椅子並べて30人くらい乗れる船です。
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まずは、日本橋をくぐります。上に首都高速がかかっていて、鬱陶しい。1964年の東京オリンピックにむけて、その頃は高度成長期で
日本橋川も汚れ放題、臭いもすごかったとか。
当時は反対の声もなかったようですね。
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ほどなく、左岸に常盤橋門の跡が見えてきます。
こんなところにこんな遺構があるなんて、知らなかったです。
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皇居の周りに沿って、一ツ橋。この後、雉橋あたりで、
日本橋川は行き止まりだったとか。
ここから神田川まで堀を掘ってつなげたんだそうです。
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神田川に入りました。 頭の上の高速道路がなくなって、ホッとします。
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御茶ノ水付近。このあたりは川もきれいになって気持ちいいですね。
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聖橋。
かなり水面から高い橋です。
神田川のこのあたりは、もともと川ではなかったところを、
江戸城を守るために、仙台藩に命じて、堀を掘らせたので、
「仙台堀」と言われ、この工事のおかげで伊達藩は随分と
財産を使ってしまったとか。
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秋葉原近くの旧万世橋駅跡に作られた商業施設、
マーチエキュートを川から眺めます。
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浅草橋をくぐり、柳橋のたもとにある、つくだ煮屋さん、「小松屋」。
何と三味線でお姉さんがお出迎え。
船の中で江戸前のつくだ煮の販売も。
アサリのつくだ煮を購入しました。
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いよいよ、隅田川に入り、両国橋、新大橋を過ぎて
清洲橋へ。見返りのスカイツリーとの競演がなかなかのショットに。
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永代橋とその向こうの佃島の高層マンション群。
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そして豊海橋をくぐってまた、日本橋川に入り、終点へ。

ちなみに今回は、阪急交通社の2時間ツアー。
江戸時代からの歴史を学びつつ、東京を裏側から楽しめます。
ガイド付きで、料金は3,990円。
気軽に楽しめますので、ぜひ体験してみてください。

ソファと座布団

2014年09月14日
座布団カバー

ソファの張地で座布団カバーをお作りしました。

リビングにソファを置いて、その前の床に座ってくつろぐスタイルは、
小さなお子様のいらっしゃるお住まいではよく見かけます。

今回、ソファを買い替えされたお客様から、同じ張地で座布団カバーがほしいというご要望をいただきました。

ソファ生地とクッションの生地で座布団カバーができました。
大きめのクッションとしても使えますし、違和感なく、和洋のスタイルが
取り入れられ、暮らしやすいインテリアになると思います。