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IMG_1136.JPG 2014年12月11日~12月13日の3日間、東京ビッグサイトでエコプロダクツ2014が開催されました。私の所属する日本インテリアコーディネーター協会は、FSCジャパンブース「日本の木と共に暮らす」に協力し、私は12月11日にブース内にてセミナーを行いました。
尾鷲家具.JPG FSCジャパンは、適正に管理された森林を認証する団体で、認証森林からの木を使った製品にはFSCマークが付けられます。
IMG_1139.JPG今回、私たちは、適正に管理された森林からの木を使った、建材や家具といったインテリアの提案をすすめていくことにより、森を元気にし、環境保護に貢献していけることをうったえ、ブースに協力しました。
セミナータイトルは、「インテリアコーディネーターと考える 木づかい・木くばりの住まい」です。 icon会員の林眞理子さんとのトークショー形式で行いました。
FSCジャパンブース.JPG FSCブース、iconパネルの前で。

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エコプロダクツ展が12月11日(木)から3日間、東京ビッグサイトにて開催されます。
私の所属する日本インテリアコーディネーター協会は、FSCジャパンのブースの後援団体となりました。FSCジャパンは、ドイツに本拠のある、森林認証の団体の日本支部の働きをする組織で、森林管理を進めています。私たちは家を建てるとき、リフォームをする時、適正に管理された森林からの木を使って工事をし、日本の森を元気にしたいと考えています。
インテリアコーディネーターも木の家を薦めていきたいと思い、今回、会場でミニセミナーを担当することになりました。
12月11日(木)15:40~16:10 ビッグサイト東ホール 2-601ブースです。です。

山口蓬春記念館

2014年10月14日
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日本画家、山口蓬春の自邸兼アトリエを一般に開放した、記念館が葉山にあります。 生誕120周年記念展として、「山口蓬春と吉田五十八」と題した展示会が開催されていましたので、行ってきました。
蓬春と五十八は東京美術学校(現東京芸術大学)の同期生であり、蓬春の戦前の自邸(世田谷)を五十八が設計したそうです。そちらは残念ながら現存していませんが、戦後、この葉山の住宅を購入後、五十八に大規模な増改築を依頼したのだそうです。
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茶の間です。庭に面して大きくとった開口部、広縁との間の障子も天井までの高さがあります。
天井の意匠も凝っていて、間接照明も当時としては画期的だったと思います。
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2階の和室には、五十八がデザインしたテーブルがありました。正三角形の形をしていて、これを横につなげて組み合わせると、長机にもなり、また、6個で大きな丸テーブルのようにもなります。
こういった家具や、収納についても使いやすさと美しさを考えたデザインをしています。2階の窓からは、葉山の海が見渡せます。
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記念館から徒歩数分で海岸に出られ、江の島や伊豆半島、伊豆大島が見え、また、晴れた日には正面に富士山も望めるこの地で、蓬春は新しい日本画の世界を開いていったということです。
http://www.hoshun.jp/

インテリアコーディネートのプランをする時、3Dパースがあるとイメージしやすいですよね。
いろいろとソフトはあるんですが、無料のソフトを見つけました。
それが、Roomstyler というものですが、WEB上で、自分の好きな形の部屋に、窓やドアを自由にセットして、様々な床材、壁材、そして市販の家具を置き、自由なカメラ位置で写真をとることができます。
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お試しで作ってみた画像です。
ほんの1時間ほどでこんな部屋を作ることができます。
とてもスムーズに作れました。 ただ、カーテンをどうつけたらいのかまだ分かりませんが・・・。
http://roomstyler.com
よかったらお試しください。

日本インテリアデザイナー協会主催のセミナー、「江戸の暮らし」-都市と木の話-を聞いてきました。
江戸東京博物館 学芸員の小林克氏のお話は、東京の地下から発掘される江戸時代の木の遺構や生活用品、そこから見えてくる江戸の街並み、地形、暮らしや時代背景についての考察など、初めて聞くお話に興味が湧きました。先日、日本橋川~神田川めぐりで見た石垣の様子や神田上水の話とも重なるところがあり、納得できました。
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また、岡山県西粟倉村で、株式会社西粟倉・森の学校を経営されている牧大介氏のお話は、森林の再生、木を現代の東京に使うという試みをされている中での目指そうとしているところ、どうしたらうまくいくのか、といった視点でのお話がとても貴重でした。
ソトコト編集長の指出一正氏の、現代の若者たちの嗜好、新たな動きの示唆、様々な地方での取り組みの紹介も有益で、何か方向がぼんやりと見えてきたような気がしました。

みんなでどんどん動いていくことしかないようですね。

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